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「神羅、久し振り」
天使?はそう言って顔を上げた。
「葵か……?」
「ん、そうだよ」
「葵!」ギュゥゥ
神羅はその天使が誰だか分かると力一杯抱き締めた。
「く、苦しいよ」
「す、すまない。でも葵はどうしてここに?」
「実はあの事件の後に気が付いたらここにいて、天使としての素質があるから天使にならないか?と聞かれたから天使になったの」
「へー、そうだったのか……」
「どうだった?久々の再会は?」
「ん?あぁ、作者か」
「どうして葵をここに?」
「君の旅の同伴者として、葵ちゃんは彼と旅をするかい?」
作者は葵にそう聞く。
「勿論、今度はもう離れたくないから」
「よしわかった。神!準備は終わった。早速送ろうか」
「わかった。それじゃあ頑張ってね」
「「行ってきます!」」
神羅と葵の言葉が重なる。
そして神羅と葵の身体が一瞬光ったと思ったらその場から消えた。
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