第5話 赤
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カーテンを開けた先には、赤い世界が広がっていた。 「・・・?」 おかしいな。 僕は首をかしげた。 夕焼けか? いや、絶対に無い(笑)。 山火事・・・も起こっていない。 「!」 そうだ! 時計は・・・ ベッドに戻り、時計の時刻を確認した。 「うそだろ・・・」 僕は驚愕した。 12時0分0秒で時計の針が止まっていた。
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