第1章

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―桜が散り 俺は 大学二年生になり そして 季節は もうすぐ 夏が やってくる。 嫌でも 思い出す あの時の事― 去年の夏は、蝉の鳴き声に 耳を塞ぎたくなった。 今年の夏も きっと 去年と同じだろうー 真木の事を考えて 大学は 実家から通える所を選んだ。
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