第3章

4/5
7人が本棚に入れています
本棚に追加
/48ページ
主人公「さあ!お見舞いしてやるぜ!くらいな!腎炎列斬!!」 主人公の繰り出す斬撃と共に剣にまとった炎が慈照に襲いかかる。 慈照「くそったれ!打撃、一ノ形。時崩し!」 ズバッ 慈照は斬撃こそくらったものの、炎は刀の鞘で繰り出す打撃によってかき消された。、 慈照「くっっっそったれ!いってぇ………かなりの威力だ…。」 主人公「いまのでもダメか!あと一撃くらいしかもたねーぞこりゃ」 慈照「奇遇だな、俺もラスト一撃のようだ。」 あと一撃で決まるこの勝負。両者あと一撃しか出せず、あと一撃で倒れる。そんな瀬戸際の勝負をしていた。 慈照「行くぜ、兄貴。俺はこいつを……!!斬撃系、最終奥義。覇王瞬神剣!!」 主人公「ああ、俺も行くぜ!最大火力の腎炎列斬だ!」 慈照・主人公「うおぉぉぉぉぉぉおーー!!!!!!!」 ズバッ 少しの間、沈黙が流れた。 そして倒れたのは。 慈照だった。 慈照「くそっ………ここまでのようだ、兄貴。主人公とやら、俺の負けだよ。行くといい。」 主人公「ああ、あんたは強かった。ありがとうな。」 慈照「それからこれをやる。あんたの剣にはまるとおもうぜ。これは水の魔力玉だ。」 主人公「ありがとう。急所は外れてるとおもう。がんばって生き延びろ。」 慈照「いいのかい?俺を生かして。また敵になるかもしれんよ?」 主人公「そん時はまた相手してやるよ!じゃあな。」 慈照を倒した主人公一行。 さらに新たな魔力玉を入手した主人公。 果たしてその威力とは? 主人公「とりあえず一旦村へ戻ろう。さすがにキツ……ィ……」 バタッ ククリ「主人公さん!?前髪さん!早く村へ!」 前髪「あ、ああ!わかった!」 倒れた主人公を前髪が背負って村へと急ぐ主人公一行。 はてさて、これからどーなることやら。
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!