九
12/12
読書設定
目次
前へ
/
12ページ
次へ
「私用は無いみたいね」と彼女が言ってから、 僕の顔を覗き込んだ。 「私の番号。 憶えたんじゃないだろうな」 僕は首を大きく横に振った。 李沙は僕の嘘を見破ったって顔をした。 でも、 その顔は満更でもなさそうに見えた。 僕の今回の仕事はこれで全てを終了した。 結局、 畔津氏には次の仕事まで会えずじまいだった。
/
12ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!