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「約束しまし。 でも動機は?」 「なんとでもなるさ」  三條の言葉に今一度、 空恐ろしいものを感じた。 三條との話しはそれで終わった。  電話を切ると、 僕は、 天見優子とその息子の人生にいったい何があったのかに思いが馳せた。 そして、 自分の息子に殺されたと知らずに逝ってしまった四条畷に。 それをただ一人知る大友隆弘という男に。  なおさら人恋しくなってしまった。  非通知の電話は畔津氏からの電話だった。 後一日残ってはいるが、 仕事は畔津氏からのこの電話を以って終了とするとの事だった。 西の空を見るとまだ日はあった。 まだ、 マンションに戻る気分になれないでいた僕は、 雑貨屋街灯に寄ってから帰ることにした。
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