第2章

3/23

2人が本棚に入れています
本棚に追加
/26ページ
君が生まれた日 嬉しくて 一晩中寝顔を見ていた 君が笑うと 何だか心が温かくなって 幸せな気持ちになった 初めて喋った日 初めて歩いた日 全部が 昨日の事のよう 熱を出して泣いていた時は この世の苦しみや痛みは 全て代わってあげたいと思った キラキラの瞳が曇る事のないよう どんな事からも守ってあげたいと思った 大きくなった君はもう この手から離れてしまうけど その道を迷わず進めるよう いつも見守っている 頑張って頑張って それでも倒れた時には 思い出して 独りじゃない事を また君が笑えるよう ここにいる事を 忘れないで…
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加