第3章 動くポスター

3/5
68人が本棚に入れています
本棚に追加
/167ページ
ある日の夜 彼女が遊びに来た。   ホラービデオを見て過ごし 気が付くと 時間は 深夜 一時になっていた。   「里美は 霊現象を信じる?」   「幽霊を見た事が無いし 金縛りに有った事も無いから 分かんない。」   裕二は 怖い話しを始めた。   小学生の時 笑い声を聞いた事   中学生の時 金縛りにあった事   友達が 体験した 霊現象など いろんな 話しをした。   「そう言えば トイレの扉に アイドルのポスターが見えるでしょ?」    「うん。」   「部屋の電気を消して ここから見てると 顔が動いて見えるんだよ。」   「本当に?嘘でしょ?」
/167ページ

最初のコメントを投稿しよう!