二.ずっと一緒にいられたらいいのに、とか思うのは、気のせい

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「そーだろーなー。 この様子だとおまえ、二、三日は食ってねーもんな。 もうすぐできるから、その辺片付けてろ」  「うん」   入力途中のデータを保存して、 パソコンをスリープ状態にする。 それを山積みの書類の上に更に置いた。 テーブルの上の書類も、下ろして積み直す。 「よし、隙間できたな」   私が食事ができる程度にテーブルの上を片付けると、 来嶋が皿を手にやってきた。 手際よく、テーブルの上に並べていく。 あっという間に目の前には、 生姜焼き定食二人前が並んでいた。 「食え」 「いただき、ます」   箸を握って食事を口に運ぶ。 おなかが極限まで減っているから、ひたすら黙々と食べる。 そんな私を来嶋は、黙って笑ってみてる。 「ごちそうさま、でした」   食事が終わると、眠気が襲ってきた。 頭がぐらぐらして倒れそうになると、そっと支えてくれる。 「……まだ、しないと……」 image=488373740.jpg
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