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部屋の中には、なにやら顔を青くしながら固まっている平凡な一人の少年がいました。平凡な少年はつぶやきました
「今日は同室の人が来るって言ってたんだけど遅いなあ・・・どんな人だろ・・・怖い人だったらどうしよう・・・何かして気を紛らわそう。」
平凡な少年はキッチンへと向かい料理をし始めました。
1時間以上たっただろうか。平凡な少年はハッとして作るのをやめました。そこにはとても一人では食べきれないほどのおかずが並んでいました。
平凡な少年は溜息をついていいました
「作りすぎちゃった・・・これどうしよう・・・」
平凡な少年は食べる分だけ残し、作りすぎた料理にラップをかけ冷蔵庫にしまいました。平凡な少年が食事をしているとドアの開く音がしてきました。
すると一人の少年がはいってきました。
目があったので、平凡な少年は入ってきた少年に声をかけようと口を開きかけました。
「あの「貴様!!何者だ!?まさか俺が来るのをしっていて待ち伏せていたのか!!」
しかし入ってきた少年が勢いよく喋りだした為、平凡な少年の声はかきけされました。入ってきた少年は厨二な少年でした。
平凡な少年は、オドオドとしながらいいました。
「・・・え?・・・あの・・・浅生君ですか?・・・一緒の部屋の平井優希です・・・よろしくね?」
厨二な少年はそれをきいて、何かを考え始めました。
「そうか、確か同室者がどうのと言っていたな・・・驚かせてすまなかった。優希だな。俺はルシェルだ。これからよろしくたのむ。」
平凡な少年は厨二の少年を見て、ちょっと変わってるけど怖い人ではなさそうだと思いました。
平凡な少年は少し安心していいました。
「もしよければ浅生君も一緒に食べる?実はね・・ちょっと作りすぎちゃって・・・」
厨二の少年はその言葉をきくと目をキラキラとさせて頷きました。
こうして平凡な少年と厨二な少年の同居生活がはじまりましたとさ。
めでたしめでたし。
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