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浅生誠一が理事長室を出ていった後、理事長室では月島巴と藤堂光圀が言い合っていた
「理事長いい加減にしてください!!」
「は?なにを?」
「ですから・・・先ほどのようなことはやめてもらえませんか?」
「先ほどのようなこっとって何?」
「キスとか・・・転校生来るの知ってましたよね・・・」
月島巴の声が少しちいさくなる。それを冷静な顔で見ている藤堂光圀
「なに?キス嫌だった?嫌そうには見えなかったんだけど?」
「そういうことではなくて・・・時と場所を考えてください」
藤堂光圀は少し考える素振りをみせ、頷ずいた。そして月島巴に近づきいきなり引き寄せた。
「んっん!!んん??ふぅ・・・っ!!??」
月島巴は一瞬何が起きたかわからないというような顔をしてすぐに藤堂光圀を引き離し顔を真っ赤にして叫んだ。
「何してるんですか!!??今さっきそういうことはやめてくださいって話してたとこでしょう?!まったく何考えてるんですか!?」
「は?別に今誰もいないだろ?さっきは転校生が来るのにキスしたから怒ってたんだろ?それにお前がエロい顔してるのが悪い。」
そう言いって藤堂光圀は意地悪く笑った。
「は?エロイ顔なんかしてるわけないでしょうが!!てかそろそろ離れてください暑苦しい!っっっどこ触って?!なにちょっ光圀さんやめてくだあっ・・・・ば・・・か・・ぁっ」
月島巴は藤堂光圀を必死に引き離そうとしたが努力も虚しく押し倒されたのであった。
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