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アタシの本格的な放浪人生は、1992年の3月1日頃から始まっていたのでありました。
松山の女子高の卒業式のあと、アタシは無我夢中で学校を飛び出しましていよてつ松山市駅のコインロッカーにしまっていました荷造りが出来上がっているキャリーバッグを取り出しました後に、いよてつ高浜線の電車に乗りまして旅に出ました。
いよてつ高浜駅で電車を降りまして、松山観光港へ続く県道をキャリーバッグひとつを持って、春まだ遠い空模様の下を歩いているときに、海からの冷たい風に当たりながら、これからの人生をどのようにして生きて行こうかと考えていました。
担任の先生からすすめて下さった女子高の付属の4年制大学への進学を取り下げて、放浪人生を選んだわけでありましたので、それなりの覚悟をしましてアタシは生きてきたのでありました。
高校の卒業式を終えて学校を飛び出したアタシは、3年の時に好きだった大学生のカレと福山で同棲生活をしていましたが、長続きをせずにすぐに別れてしまったのでありました。
アタシは、福山で同棲生活をしていたカレと別れてからは、高松→徳島→関西…と住むところや職を転々とする日々を送っていたのでありました。
その間、アタシは結婚をしていましたがダンナの親きょうだいとの不仲が原因でもめ事ばかりが続いたあげくに、離婚をしてしまったのでありました。
再婚をしても、同じようなパターンの繰り返してばかりいましたので、夫婦生活は毎度のように別居になった後に離婚をすると言うことばかりが続いていましたので、夫婦生活は一年も持たなかったのでありました。
アタシ自身がよぉがまんできない性格でありましたので、男がらみ…特にホストがらみとやくざがらみのトラブルを起こしてばかりいましたので、きついはずかしめを受けたり、やくざの事務所につれて行かれて監禁されたりするなど…
つらい思いをたくさんしてきたのでありました。
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