第一章

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「ここ、何処…?」 私、永光 星(ナガミツセイ)は一人呟いた。 見慣れない境内、他に目を向ければ全て木造で建ててあろう家屋、一本も通っていない電線。 瞬時に自分の時代では無いと理解する。 ――しかし、私は昨日は普通に布団に入って寝たはずだ。 なのに、何故? 何時も新選組の事ばかり考えているから幻覚でも見ているのだろうか?
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