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それから私の体調は入院しなければいけない程悪くなっていた。
両親や彼の両親や友達に彼に伝えないでほしいと口止めをした。
そうしないと彼は私のことを心配して帰ってきてしまうから。
それから半年が過ぎても私の体調は一向に良くはならなかった。
むしろもう長くないことは自分でもわかっていた。
だから彼に…光平に手紙を書こうと思った。
手紙をママに託した私は次の日、
永い眠りについた。
そして今、
私の幼ななじみは私のお墓の前で泣いています。
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