第5章 自殺の終

7/8
前へ
/50ページ
次へ
(待ってて、俺もすぐそっちへいくから) 日記を読み進めると動けなくなってからの事が書かれていた。 "今日も、修一さんと また、明日と言って別れた。 素敵な言葉、 希望の言葉、 明日は必ず来る。" "修一さんは予備校頑張っているみたい。私も頑張らないと。 そして、できるなら、修一さんと未来を歩みたいな" "また、明日 怖い言葉。 無責任な言葉。 明日なんて、くるの?" "生きたい" 最後の日記は一言だった。 生きたい 彼女は死を受け入れてなんていなかった。
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加