第1章 自殺外来

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第1章 自殺外来

20xx年。政府は、安楽死援助法案を可決した。この物騒な名前の法律は、増え続けるニート対策として、政府が考案したもので、何年も引きこもりまともな職につけないなどで絶望したものの、自分で死ぬ勇気もない人間を安楽死もしくは、自殺というかたちで手助けするというものだ。 反対を受けると思われていたが、以外にも多数の支持をうけ、トントン拍子に可決していった。
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