耳
2/3
読書設定
目次
前へ
/
6ページ
次へ
彼女は耳がいらないと言う。 何故かと聞くと聞きたくも無い音を聞きたくないからと言った。 それを聞いて僕は理解した。 彼女がいつも聞いている音のほとんどが侮辱だ。 彼女はいつも嘲笑われて貶されている。 そしていつも存在を否定されてきた。 だからなのだろうと思った。 そして僕は言った。 じゃあ僕の声だけを聞いてよ、と 彼女は頷いた。
/
6ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
10(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!