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目の前で机をバンバン叩いて喜んでるこの人は、イトちゃん。
毎週恒例の島田組の活動。
「もう、美由紀姐さん、最高ですよぉ!!!2週連続でお泊りしちゃったんですか!!!キャー!!!いいなぁ、いいなぁ。」
悶え続けてる。
結局、色々イトちゃんからご指導、ご教授いただくためには、話さなければいけないと思って色々と恥ずかしい告白をしてしまった。
さすがに、酔っ払った自分の暴挙については言ってないけれど。
「課長、最高ですねぇ。美由紀姐さんのこと大好きなんですね!!一緒に住みたいって気持ちがビンビン伝わってきてますよぉ!!!何回も結婚アピールされてるんじゃないですか!!!」
「はははっ。でも、付き合って2週間とかだし。なんか一緒にいると楽しいけど、なんて言うか、気持ちの大きさの違いを感じるんだよね・・・。」
「あぁっ。まぁ、分かりますけど。」
イトちゃんの顔が苦笑い。
「イトちゃんにもあるの?そういう気持ち。」
「ははははっ。まぁ、ありますよぉ。男の人と女の人は根本的に違うと思うし。課長、紳士じゃないですか。お泊りしても、手、出されてないんですよね。って、あれ?あっ、ジローさんもか。」
途中からのろけに切り替わってるけど、そんな姿も可愛くて好きだと思う、この年下のお友達。
私の『どす恋』もイトちゃんの『商店街へ行こう』もほぼ完成してしまったから、ここへ来てもすることなんてイトちゃんと話したりするだけなんだけど。
話を聞いてもらいたいっていう気持ちがあるから、日曜日は自然とここに足が向かう。
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