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お会計を済ませ少々急ぎ足で家へ向かう。
すると突風が吹いた。
「ぅわっ!」
決して可愛くない声を出しパンツが露出した。
仕事して帰るだけなので今日も地味な灰色だ。
私は風が止むと、何事もなかったかのように歩いた。
人も居ないし別に気にすることでもないか!と。
しかし風は何度もスカートを捲り上げた。
さすがに恥ずかしいが右手には仕事の鞄とトイレットペーパー、左手には牛乳含め3日分の食料。
とてもじゃないが手で押さえられない。
「このまま恥ずかしい思いをし続けるのかな…」
と小声でブツブツ言うのが精一杯だった。
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