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10年間の内の8年間はかなり耐える生活だったと思う。
性欲量が多い私に対して、旦那くんはどんどん淡泊具合に拍車をかけていき、私がお願いしても『またぁ~?』って言って断られる日々。
枕を濡らしながら寝る日も少なくありませんでした。
ひどい月は1ヶ月に1回とか!今思い出しても寒気がしてくる。
普段からスキンシップが多いわけでもなく、ちょっかい掛けられることもなく。
家族であればいい、それだけのようでした。
女として私は見られていないってずっと思ってきた。
もちろん話を聞いてもらって、説明したり喧嘩したりさまざまなことはしてきた。
それでも恥を忍んでお願いしても、あっさり『またぁ~?』返し!
『プレッシャー掛かるとねぇ』
『寂しいって何が?』などなど…基本悪気がない人なのでサクッとそんな事言われ続けてた。
優しければいいのか、真面目であればいいのか、家族思いであればいいのか。
夫婦として、女として私の人生は?って考え出していっぱいいっぱいになり、ある時離婚を申し出た。
「これ以上女として相手してもらえないなら、他の人を探したい。
私がどれだけ好きかわかってない。
このままの生活で自分の人生歳をとりたくない。」
『そこまで考えてるなんて思ってなかった。
頑張るよ、努力するし、ちゃんと見ていくよ。』
旦那くんが言ってくれたことはこんな感じ。
これからも頑張れる、楽しく仲良くしていこうって8年目にして思えた。
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