10年間

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某チェーン店個室でN美と2人で合コン相手を待ってた。 少し遅れて男性陣が到着。 3人個室に入ってきた。 最後に入ってきた人の顔がすごい気になった。 イケメンでもない。 好きなタイプでもないけど、この時に直感が働いた気がした。 基本私はインスピレーションで動くことが多い。 Yくんとは飲み会の最中も男性陣の中で仲良く喋れた人だった。 店の移動中に酔っぱらって足がフラッとした私をガッと掴んでくれたり、腰を支えられたりした時は10年以上ぶりの下腹部キュンキュン具合にビックリした。 2軒目でもずっと隣に座ってくれて、帰りの車の中でも隣に。 この時に携帯の番号を聞かれ交換した。 Yくんからの連絡も特になく、私も仕事でバタバタした1週間を過ごしていた。 仕事も一息ついた時に、ふっと頭によぎったのはYくんのこと。 初めて個室で見たときのYくんの残像が頭の中に甦ってきた。 [今さらだけど、この前はありがとう。楽しかった。 ] ラインで話し掛けてみた。 [いいよー!楽しかったね。] あっさり。 [また飲みに行こうね♪] この時のトークはこんな感じだった。 旦那くんとの関係は特に何の変化もなく、私がくっついていかないことにも何も触れられず、モヤモヤした状態が続いていたので、ちょくちょくYくんとはラインでやり取りしてた。 [Yくん!飲み会しよう!] モヤモヤ晴れない状態に嫌気が差してきたので飲み会のお誘いをしてみた。 [いいよ!] [いつがいーい?] などなどやり取りしてたら、私自身が我慢しきれなくて [Yくん二人で飲みに行ける?] って誘ってみた。 もちろん答えはイエスだった。 なんとなく1ヶ月くらい後に二人で会う約束した。
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