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む『Pさん!良かった・・・
少なくとも一人じゃなくて良かったよぉ・・・』
P『俺も知ってる人に会えて良かった。
やっぱりむーさんも混乱してる感じ?』
む『当たり前じゃんか~・・・
ていうより、服凄いね。
Pさんそれ、ローブじゃない?』
目の前の彼は白を基調とした長いローブを羽織っていた。
腰には皮のベルトが巻かれており、以下にも魔道士だ。
P『むーさんもね。』
言われて気づいたのだが、確かに自分も夜寝るときに着ていたパジャマとは違った服を纏っていた。
青いワンピースベースのフワリとした魔女の様な服。
肩には小さくマントがついていた。
む『確かに・・・ふふ、マント付いてる・・・』
そういうと、むーさんは立ち上がってクルクルと回りだした。
む『ヒラヒラしてかわいい♪
・・・ん?』
しばらく回っていたのだが、足元から草とは違う感触を感じて目をそちらに向けると、シンプルな白の便箋が落ちていた。
拾い上げて裏表を見てみるが、差出人は書いておらず、宛名も無い。
む『お手紙???』
P『ホントだ……読めってことかな?』
少しはこの世界についてのヒントがあるかもしれない。
そう思った2人は早速手紙を読む事にした。
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