第1章

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指の先から 脇腹から 口を 手をはわせる。さくらの生唾を飲み込む音がする。 はっと我に返り、 「さくら大丈夫?」 と蘭丸は声をかけた。 「人には聞かれたくない声をあげてしまいました・・・。」 さくらの恥ずかしそうな顔が蘭丸をさらに悦ばせた。 蘭丸は何度も何度も腰のあたりを責めると、 さくらは一層と苦しそうに体をゆがめた。
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