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……もうなにも……迷う事なんかなかった……
私は小さく頷くと……声を震わせながら……
「……嬉しい……嬉しいよ……ユータ……
私も……ユータの事……大好き……だよ……!」
そう呟いて……瞳を閉じる……
世の中に……
これほど気持ちを通じあえる人って……
どれだけいるのだろう……
ユータの指先から鼓動が……伝わる……
瞼越しの月明かりが……ユータの影でかき消されて行く……
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