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ここはバス停なんだし
ベンチ代わりに
この楠の木にブランコを作って
ブラブラと揺れながら
バスを待つのもいいかも
なんて考えていると
バスが滑り込んできて止まった。
バスの中央にある乗車口が開き
バスに乗り込み前方の席に座ると
「お嬢ちゃん、帰るのかい?」
って運転席から声がした。
「あ、昨日の運転手さん」
「そうだよ。覚えてくれてた?この路線は俺の担当だからね」
「へぇ専属なんですか?」
「ああ、本数が少ないから俺が往復してるよ」
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