1.持論

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恋愛小説とかによくある、結局美男美女がくっつくやつ。 オフィスラブの設定によくある、男はイケメンで高学歴で、仕事もさばける有能なやつ。 そんな晴れ舞台からこぼれたガッツリ理系の学歴追求の美人でもない女子がどういう気持ちで恋愛小説を読んでいるのか小説家が考えたことなんてあるのだろうか。 現実、国公立の有名大学を出て分かったこととして、高学歴のイケメンなんて世間で騒がれるほども小説で描かれるほどもいない。 なんて現実を考えているのに、達観するような気持ちで小説を読んでいられるから私も不思議なものだ。 結婚は 「したい→相手が見つかるorいる→する」 じゃないと思う。 「相手が見つかるorいる→したい→する」 だと思う。 だから結婚願望って何?って思う。 認められないわけじゃない。理解出来ないわけでもない。ただ、共感出来ないのだ。 男性が高学歴だろうがどんなに有能であろうが知ったことじゃない。ただ、人間関係に萎縮して女子が男性の後ろを歩くというのも、 男性相手ならしないのに、よく仕事のできる女性を男女ともにひがみの目で見るというのも、 理解しがたい。 最後に、男だからナントカ、女だからカントカっていうのがいまいちしっくりこない。 男なら泣いちゃいけない?なんで? 女なら男を立てなきゃいけない?なんで? 女の人が働き、家事は主夫たる旦那が行う。すると「奥さんも大変だねー」というご近所さん。それ、常々働いている旦那には言えないの? だから、一度家庭に入ってしまうと様々なものが蔑ろにされてしまうような気がする。 というのも含め、現代のスタイルに考え方が追いつかないにもかかわらず軽々しい言動を(少なくとも私は)とりたくはない。
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