プロローグ~出逢い

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それは、少し涼しくなってきた9月半ばのことだった。 俺こと高藤(たかとう) (じゅん)は、深夜にコンビニに立ち寄っていた。 急に空腹になったために、何か軽くつまめるものを買いにきたのだ。 その帰り道。 「おまえ、かわいいツラしてんなぁ。」 「やめて…ください……。」 「うっわ。声もかわいいんだけど。ホントに男かぁ?なんなら確かめてやろうか?」 「や…やだ…やめてください…っ」 ……なんだぁ?喧嘩…じゃねぇよな。痴漢か? ……ったくしょーがねぇな。
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