大きな変化

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───そんなある日のことだ。 「先輩、またサボってる…」 「…うるせぇ。」 昼休みになると、屋上に集合。 もはや恒例だ。 この学校の屋上は基本開放されている。 なのに、俺と魁斗、そして尚翔以外は誰も使わない。 理由は単純。 俺がいるからだ。 「つーかお前………自分のダチと飯食わなくていいのかよ?」 「それ、すごく今更…」 「うるせ。万が一の時に俺のせいにされても困るだけだから言ってんだ。」 まあ、こんなことを言ったところでコイツは聞き入れないがな。 「今日は先輩に、お土産がある…」 「土産?」 「うん。コレ。」 そう言って尚翔が取り出したのは、 「………」 購買のパン。 いや何でだよ。
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