大きな変化

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「…何だコレ。」 「焼きそばパン…?」 「見りゃわかる。」 つか何で疑問系なんだよ。 「購買のパンを土産とか意味わかんねぇ。つかこんなん貰わなくても自分の昼飯ぐらい用意してる。」 「でもコレ、最後の1個だったから……なんか特別な感じがして。」 「………」 特別…なのか? 俺には理解できない。 「自分が特別だと思う物は…特別な人にあげたい。」 やっぱり、コイツの考えてることはわからねぇな… わからねぇけど。 …不思議と、悪い気はしない。 「…ん?」 ふと視界の隅に、何かを捉えた。 白い手紙のような物が地面に落ちている。
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