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そこには、あの西崎尚翔がいた。
寝そべっている俺の顔を覗き込んでいる。
「っ……てってめぇっ、なんでこんなトコにいやがる!!」
本気でびっくりした。
気配もなく現れやがった。
「屋上…一度でいいから来てみたいなと思って…来てみたら、高藤先輩がいた…から…。」
…ああそう。
「だったら俺に話し掛ける必要ねぇだろーが。俺は1人でくつろいでたんだよ。邪魔すんな。」
「おれは、話し掛けたかった…。」
「迷惑。失せろ。」
「………」
なっ…!
なんでそんな悲しげな顔をする…!?
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