562人が本棚に入れています
本棚に追加
/211ページ
パイプベッドに尚翔の身体を横たえると、さっき身に付けたばかりの服を脱がせていく。
上も、下も。
脱がせていくごとに、露になる肌色が増えていく。
全てを取り去った後、俺も上半身に身に付けていた物を全て脱いだ。
「…尚翔。」
「あっ…」
目の前にある滑らかな白い肌に、手を触れさせる。
「尚翔。…綺麗だ。」
胸から腰にかけて、ゆっくりと手を滑らせると、尚翔が甘く啼いて身動ぎした。
頬を紅潮させ、潤んだ双眸で俺を見上げている。
そのまま手を太腿まで移動させると、ビクンと跳ねた。
その光景に、ひどく興奮してしまう。
そっと舌を這わせる。
吸い上げ、そして優しく上書きするように舌でなぞる。
触れるたびに跳ねる、その細い体躯を愛おしく思う。
固定するようにその腰に手を回し、丹念に愛撫を続けた。
片手で腰を抱きながら、もう片方の手で腰に触れ、太腿に触れていく。
やがて、一番敏感に感じていた場所に触れた。
「───あッ…」
硬く張り詰めたソレを包み込むと、尚翔の喉から甘く漏れた。
緩やかに手を動かしながら、俺はスラックスのベルトを外し、そこを緩めた。
それから尚翔の身体に自分の身体を重ね合わせると、
「あっ…! あ…あぁぁ…ッ」
「っ…」
互いを触れ合わせ、一緒に包み込んだ。
絶え間無く与えられる刺激に耐えきれないかのように、蜜が溢れ、濡らしていく。
最初のコメントを投稿しよう!