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心臓が、大きな音を立てたのがわかった。
そんな風に言われたら。
…本当に、止められなくなる。
「──────…っ！」
「あ─────っ…」
一気に腰を進め、全てを埋め込んだ。
奥深くまで届いているのを感じながら、息を吐いた。
そして。
「あ───あっ、…はぁ、あ…ｯ」
ゆっくりと、揺らし始める。
尚翔のナカは、熱くて。
溶かされてしまいそうな程の甘い熱に、身体が震えた。
情欲が詰まったソレが激しく擦れて、ひどく気持ちいい。
「あっ、あっ、あっ…ああぁ…ｯは、ぁ…」
執拗に攻め立てる俺の下で、尚翔が甘く淫らに啼いている。
「あ、んっ……んんっ、ふ、ぅ…」
「尚翔……尚翔っ」
それが一層、俺を昂らせる。
「せんっ…ぱい……ぁ…ｯ……せんぱいっ………好き………」
俺の獣のような欲望を、尚翔を求める本能を、獰猛に駆り立てる。
「尚翔……もっと……ｯ」
「あ、あぁぁｯ……」
「今の……っ、もっと、言って……」
「は、ぁ…ｯ、あ……す…きっ、好き……っ」
「！ …尚翔…」
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