プロローグ~出逢い
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「…大丈夫か?」 俺は恐ろしさからかへたりこんでしまっている被害者?に声をかけた。 「……だ…いじょうぶ……です……。」 か細い声が言う。 それは少し高めの、少年の声だった。 「…ありがとう……ございます…。」 顔をあげたのは、 儚げな印象を与える、美少年だった。
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