合宿当日

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「良いわよ美星町は」 愛流がニコッと微笑む。 「そうなんですか?」 「この前も言ったと思うけど、蓄光石の埋め込まれた道なんて、本当に綺麗だし、やっぱり空気が澄んでて、本当に星が綺麗なのよね」 「へぇ~楽しみだな」 愛流が嬉しそうに目を輝かせるから、琴音は愛想笑いで答えた。 「去年はさぁ、女子は私だけで、男子も六人しかいなかったのに、今年は十六人もいるから、バーベキューも遣り甲斐があるわよね」 さらに嬉しそうに目を輝かせる愛流。 「はい」 もちろん天文に興味はなくとも、バーベキューという単語には、琴音もときめいて目を輝かせた。
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