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「とりあえず全員分いっぺんに作れないから、半分だけ作ったから、そっちの人たち取りに来て」
大島と愛流が紙の皿に焼きソバを取りながら声をかける。
「うわぁ~美味そう」
順番に男子生徒たちが取りに来た。
「じゃあ続けて次のを焼きましょう」
「はい」
大島と愛流は残り半分の焼きソバを作り始める。
とりあえずすることがなくなった琴音は、一人でコテージの階段に座っている悠輔のもとに向かった。
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