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バーベキュー用のかまどの上に、鉄板をセットすると、そのまま昼食作りを始める。
「さすがに十七人分をいっぺんにって言うのは無理よね?」
「そうですねぇ、二回に分けて作りましょう」
すぐに愛流が合いの手をうつ。
二人がテキパキと動くから、一年生の三人は、ほとんど見ているだけだった。
「そろそろいいわね。勝田さんソース取って」
「はい」
琴音は大島に言われて、慌ててソースを手渡す。
大島が鉄板の上にソースを出した瞬間、最高にいい香りが立ち込めた。
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