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「あっ、来た!」
丁度そのタイミングで、男子生徒たちが敷地の中に入って来るのが見えたので、琴音は大きな声を出して指差した。
「みんなこっちよー!」
大島が嬉しそうに手を振る。
しんどそうに歩いていた男子生徒たちが、その瞬間嬉しそうに駆け出した。
「みんなお疲れ様。喉が渇いてるでしょう。ジュースあるから」
「やったー」
「イェーイ!」
率先して奈良原剛と、津村健司の二人が歓喜の声をあげた。
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