いなくなった二人

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「だったら何なんだ? 星野が俺たちを恨んで出て来たっていうのか?」 「いや、そりゃ分からないけど……でも、オマエ見たんだろ?」 「あ? 見たって何を?」 「黒板に書かれた星野のメッセージ」 「そ、それは……」 健司は言葉に詰まる。 「俺は見てないけど、星野が書き残した名前の全員がここにいるんだし」 剛は健司を見た。
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