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翌日になって、葉山新之助の葬儀の為に、いったん学校に集合するため、琴音は登校した。
昨日からずっと、星野くんの幽霊に怯えながら過ごしているから、一人で外出するのが、正直怖くてたまらない。
いつどこで、星野くんの幽霊に命を狙われるか分からないのだ。
学校までの普段通いなれた道なのに、少し歩いては、ふと背後が気になって振り返るといったことを繰り返しているから、中々進まない。
「琴音ぇ~~~!」
「きゃぁああ」
突然背後から大きな声で名前を呼ばれたから、琴音は驚いて悲鳴を上げた。
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