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っていうか、手……繋いだまま、なんですけ、ど?
「蝶野、体重何キロ?」
……はぁ!?
「たっ!? なっ、何聞いてんの!? お、教えるわけ、ないじゃん!」
女子に何聞いてんのさ!
私は、ぺいっ、と立花君の手を振りほどいて、ぷんすか、と怒ってみせる。
けれど、やっぱりまだちょっと足がふらついてしまって。
「無理すんな」
と、立花君は私の腕を掴んで支えてくれた。
「うー、ごめん。気持ち悪いとかはないんだけれど……って、何してんの?」
立花君は私の腕を支えたまま、中腰になっていて。
「部室で休憩しよう。だから運ぶ、っと」
「えっ」
と、私の体が浮いた。
本当に浮いたわけではなくて、立花君が私のお腹に腕を回して、ひょいっ、と持ち上げたのだ。
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