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「ちょっと待って。もう授業始まってるから、今教室に戻るのはヤバいよ」
全員が立ち上がったところで、亜夢が呼び止める。
「そっか」
「確かに」
良子と美奈都が同時に答えた。
「それよりさぁ、あれ作れないのタマ？」
「は？」
「え～～～と、あれだよ、ほら」
「ほらじゃ分からねぇよ」
修太が苦笑する。
「何だっけな……確か……ボットっていうんじゃなかったっけなぁ？」
自信がなくて、亜夢は恐る恐る言った。
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