神に許しを請うタップ

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「そっか、そうだよね!」 美奈都も目を輝かせる。 自分じゃとても無理だけど、天才玉森修太なら、きっと作ってくれるだろう。 こんなときに、タマ子のような天才が、身近にいてくれることが、本当に誇らしく頼もしかった。 「ねぇ、じゃあ5時間目の授業が終わったら、教室に帰ってみんなにこのことを言おうよ。タマがボットっていうのを作ってくれたら、投票で選ばれても助かるから、揉めるのは止めようって」 美奈都が目を輝かせる。 「うん」 「そうだね」 良子と亜夢が笑顔で頷いた。
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