神に許しを請うタップ

40/40
前へ
/40ページ
次へ
「まさか……」 目を見開いて固まった美奈都を見て、亜夢は頷く。 「他に考えられなくない? そもそもこんなの人間には作れないよ」 真っ青な顔で亜夢が言った。 「確かに普通の人間が、こんなことする意味が分からない。だけど……」 良子も言いかけて口ごもる。 「じゃあもしかして、神に許しを請うの神って……」 美奈都の言葉に対して、青ざめた顔の亜夢と良子は、黙ったままで頷いた。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

341人が本棚に入れています
本棚に追加