第3話 神に許しを請うタップ

神に許しを請うタップ

「何だよオイ」

修太が少し照れて赤くなる。

「べっつにぃ～～～」

亜夢がまたニヤニヤした。

「えっ、どういうこと？」

こういうことに疎いから、美奈都には亜夢と良子がニヤニヤしている意味が分からない。

「ミナトは分かんなくていいの」

亜夢が意地悪げな顔をする。

「え、何、何？　どういうこと？」

「もういいから、そんな話をする為に、ここに来たんじゃねぇよ」

それ以上美奈都にツッコまれたくないから、修太が慌てて口を挟んだ。