家族の協力を得た環奈

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「不可能じゃないけど、さすがに一人では難しいわね」 「でもやらないと、アタシ殺されちゃう」 環奈はすがるような目で母を見つめる。 「分かってるわ。一人なら難しいって言ったのよ」 「え?」 「お父さんと孝史にも手伝ってもらって、四人で交代ですれば出来るんじゃないかしら」 早百合がそう言った瞬間、環奈の顔がパッと明るくなった。
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