真犯人候補は神様の兄

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「ところでさぁ、二階堂の家ってどこにあるか知ってるの?」 一口コーヒーに口をつけてから、涼花が口を開く。 「あっ、私行ったことあるけど」 「ああ、葬式に行ったんだったよね」 「ううん。お葬式は自宅じゃなかったけど、その後もお焼香させてもらいに行ったことがあって」 「ふ~~ん」 「結構近いよ。泉町だもん」 「そっか、じゃあまずは二人で二階堂家の調査だね。任せた」 涼花は満足そうに頷くと、コーヒーに口をつけた。
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