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「じゃあとりあえず俺の部屋に行こう」
修太が二人に声をかける。
「ちょっと待って、ミクシィ以外もやってるかもしれないから、テニス部の子に聞いてみるよ。
涼花はそう言うと、隣のクラスで中学校が同じのテニス部員、岩立美穂にLineを送った。
相手は授業中だから、すぐには返事が来ないと思ったのに、意外にもすぐに返信が来た。
「早っ、もう返事返ってきたよ」
「何て?」
「ん~とねぇ、ミクシィ以外に、ツイッターにフェイスブックに、ブログもか、二階堂やり過ぎだろ」
涼花はニヤニヤする。
「よし、じゃあとりあえず俺の部屋にパソコンがあるから、順にチェックしよう」
修太はそう言うと部屋を出て行こうとする。美奈都と涼花も、すぐにその後を追った。
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