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「これって……二階堂の兄貴も死んじゃったってことだよな?」
修太が横にいる涼花を見る。
「マジかよ……」
涼花も画面を見たままで、唖然としていた。
「マジかよ。絶対に二階堂の兄貴が犯人だと思ったのに……」
てっきり犯人だと思っていた二階堂邦彦が、まさか死んでいたなんて……。
「やっぱこのパンダさんって人が、二階堂のお母さんだよね?」
涼花が修太を見る。
「そりゃそうだろ。このみかっちさんって人が、あーりんの葬式に行ったって書いてるじゃん」
「そうだよね」
二階堂ありさのハンドルネームが「あーりん」なのだから、まず間違いなくパンダさんが、ありさの母親で、そして……二階堂邦彦はすでにこの世にいないのだ。
三人の推理は、早くも行き詰ってしまった。
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