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「っていうかさぁ、怪しくない？」
涼花が眉を曲げる。
「怪しいって何が？」
修太より先に、美奈都が口をはさんだ。
「妹が死んで、二週間後に兄貴ってさぁ、偶然なのかなぁ……」
「そりゃぁ……っていうか、お兄さんの死因は何？」
美奈都がパソコンの画面を覗きこむ。
「警察から電話がってことだから、事故か事件に巻き込まれたか、もしくは自殺……」
「ちょっと止めてよ」
修太の発した、自殺という単語に、美奈都は敏感に反応した。
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