友情の復活と絶望の時
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地図上では建物の形がある。 「結構近いな。でも思い切り山の中だぞ」 「歩いて行ける距離?」 「それは大丈夫だろ」 「でも……」 「何だ?」 「ここで殺されるってことだよね?」 「ああ、むこうはそのつもりだろうな。だから俺一人で行く」 「ヤダ。それはイヤ」 美奈都は首を振った。
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